Day of beginning change

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ねこぶっ!!

《第弐話 SSS(トリプルエス)と発端と》 2

どもです(・∀・)∩


今日は親友のまーの家でのんびりとしてました
彼も大学が決まりましたので、ゆっくりと今後なにをして遊ぶかや、大学に入ってからもどうしていくかとかいろいろと話してました

割と有意義な時間が過ごせたかな

土曜日には、一部の友人や知人が大学受験があり、陰から応援してました
受かってるといいなぁ


そういえば、さっき
映画の『人生の最高の過ごし方』でしたっけ?
を見てたんですが、なんだか心が温まりましたね

ハートフルな中にもしんみりとするものがあったりと
ああいう創作物を目にしてしまうと、異様に創作意欲が湧いてきちゃいますw

主人公のカーターとエドワード
二人は、ガンに罹り、同じ病室になる
二人の共通点と言えば、余命が幾ばくかという点ぐらい
真逆にも見える二人は、死ぬまでにしたいことをする、という同じ目的を果たすために一緒に様々なことに挑戦する
その中で、互いに幸せとは何なのかや、生きることの意味など、わずか数ヶ月の間に知っていく
実際は、年数は関係ないのかもしれないけれど

カーターは妻との愛を
エドワードは娘との和解を
互いに、何が大切なのかを死ぬ前に気づくことができた

それは、一つのリストによって為しえた事
ストーリーがラストにかけて、それがどんどんいい味を出していく
見終わった後は、鳥肌が立ってました

久々に、心にぐっとくる作品に触れられました



なのに、いまからあげる小説ときたら…
まぁ、ジャンルが違うか

では、さっそく追記から


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 視界は漆黒。目を、光すら通さない布で覆われているのだ。
 今、僕は神経のほとんどを聴覚に集中している。しかし、僕の耳が拾うのはパシャッ、パシャッという無機質なシャッター音。誰かが移動する音。自分が着ているスカートが床と擦れる布ずれの音。それと、女性のものだろう 悩ましい嘆息。
 パシャッ。その音が聞こえる度に、僕の心を言い知れぬ興奮が埋め尽くしていく。
 時たまに発せられる女性の声。それは僕に対しての体勢の変更を求めるものだ。言葉では分かる。自分がどのような体勢をしているか。しかし、それがどうのように見えているのかは分からない。もしかしたら、見えているのかもしれない。
 僕は見えない。だけど、周りの人間は見えている。この状況がどうしようもなく興奮する。こんな風に感じるのはいけない、僕の理性はそう訴える。けれども、本能はそれをなんの躊躇も無く、なぎ払っていく。
 あぁ、僕はどうしてしまったのだろう……。
 そして羞恥心が、徐々に快感へと―――「姫之先輩!!」
「ん?」
「なんですか、それ?」
「えっ…どう? 空真、あなたの今の心情を忠実に再現してみたのよ」
「勝手な捏造しないでください! そんな官能小説みたいなこと、僕は考えてません。合ってるのは状況だけです!!」
「あら、空真。官能小説だなんて、あなたの口から聞くと、生々しいわね」
「どちらかと言えば、姫之先輩が口にするほうが生々しいような気がします…」
 定期報告タイムとなり、十数分。
 限界だ。
 僕の身体的疲労。それと共に精神的疲労も極限に達してきている。別に激しい動きをしているわけでもない、ただ撮られているだけなのに。まぁ、多少の体勢の変更は求められ、それに応じてはいるけれど、それ以上にいつもとは違う環境というのが更なる疲労を呼んでいた。姫之先輩が今回は撮っているのだ。ちなみに、他の執行部の人たちは姫之先輩の配慮なのか、なんなのか別の部屋にて待機している。
いったい、今回の定期報告の意味はなんなのか。まったく解らなかった。
「なんだ、この羞恥プレイは――!!」
 つい声に出てしまった。
「空真。もう少しよ。あと、そうねー…20枚程度は撮らせてもらわないと」
「無理ですよぉ~、なまじリアルな数字をあげないでくださいよ。というか、忍先輩はなにしてるんですか? さっきから一言も喋ってませんけど」
「あぁ、忍なら。今、忙しいみたい」
「どういう……それより、そろそろお願いしますよぉ~」
「…じゃあ……」
「じゃあ?」
「そろそろやめてほしいにゃん、って言えばやめてあげてもいいわよ」
「なっ!! 意味、わかんないです!」
 この人は何を言ってるんだ!?
「あっ…えーっと、手はこうね。分かる?」
「わかんないのは、そこじゃないです! 見えませんし!!」
「つーか、忍先輩。助けてくださいよ~」
 返答はない。
 もしや…。
「あー、姫之先輩?」
「なに? あっ、やるの? ちょっと待って、やるならケータイも持ってこないと…」
「なに、写メ撮る気マンマンなんですか。じゃなくて、忍先輩はどこ行ったんですか? まさか、逃げた……」
「あぁ、違うわよ。ちゃんと、居るわよ。ちゃんと、がんばっているし」
「がんばってるなら、別にいいん……ですけ…?」
 がんばってる、だと。
「姫之先輩?」
「ん?」
「うちの部長さんは何に精を出しているんでしょうか?」
「空真ったら…ナニに精を出すだなんて……」
「いえ、そういうのはいいんで」
「そう? おたくの部長さんはね…もちろん撮るのに精を出しているわ」
「うおぉ――い!!! てか、やっぱりか」
「本当は私だけでよかったのだけど、というか、私好みの構図が欲しかったから自分で撮りたくなったのにぃ」
 知りたくもない事実が立て続けに襲ってきたが、それに持ち堪え、僕は全神経を聴覚へと移行する。
 よく聞くと、何かしらの擦れる音が聞こえる。これはいつも聞く、忍先輩がすり足で高速撮影をしている時に出す音だ。足音は軽快として、且つそれに合わせて連写されるシャッター音。慣れすぎた撮影により洗練された動き。あぁ、ホント…居るよ。
 音という限定された情報だけで、ここまで分かる…いや、分かってしまう。なぜだろう。猫部に入ってから日々、無意味で不必要なスキルがどんどん身に付いていっている気がする。
「忍先輩……」
 僕の呟きは誰にも聞こえていなかった。
 それから更に十数分、僕の盛大な羞恥プレイはなんとか終了。
 この時、僕は固く誓った。二度と、二度とここには来ない。しかし、そう誓った刹那。忍先輩が、また有意義な時間を過ごしに来ると言い、姫之先輩と固い握手を交わしていた。もちろん、僕の記憶データベース上からは抹消されるだろうけど。
「楽しかったな」
 部室へと戻る途中、忍先輩はこう言ってきた。今は笑顔だ。最初とは大違いである。
「楽しいわけないですよ! ホント、もう…」
 今の笑顔がまた見られるなら、少しは考えてもいいかなと思ったことは内緒の内緒だ。

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