Day of beginning change

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ねこぶっ!!

《第弐話 SSS(トリプルエス)と発端と》 1

どもです(・∀・)∩


今日はなんだか、のどの調子が優れません
いがいがしてて、しゃべりづらい

このままでは週末に計画しているカラオケが…!
のど飴でも買ってくるかな

そういえば、さっきまで『医龍3』を見てたんですが、坂口憲二さんがやっぱりカッコイイです☆
なんてゆうか、ワイルド系の俳優さんの中でも、群を抜いて色気があると思いますね
ただ黙って視線を向けているだけなのに、射抜かれるような眼力があるんですよ

あぁいう大人になりたいものだ…なんてゆうか憧れ?
でも、なよっちい自分には無理ですねぇ


さて、小説にいきますか
では追記から


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 ある日の放課後。猫部に一つの手紙が届いた。
「なになに…この度のクラブ・同好会における定期報告は実演という形式になりました。それにつきましては、後日、指定の日時に指定の場所へと出向いてもらいます。~生徒会~――だそうです」
それは生徒会からの連絡だった。それを忍先輩に伝えると、なにやら悩んでいる。何か思う節があるのだろうか。 何しろ、こんなことは僕にとっては初めてだからだ。
「先輩? こういうのってたまにあるんですか?」
「いや…通常はレポートや作品、大会における結果などを提出すればよい。こんなことをするのは始めてだ。あ奴…一体、なにを考えているのだ?」
「あやつって?」
「うむ。我が桜坂学園の生徒会長のことだ」
 そういえば、入学式で見たような…ただ、あの時は遠めだったからあまり覚えていないんだよなぁ。
「そういえば、先輩って知り合いなんですよね?」
「あぁ…一応、親友なのだが…ふぅ…」
 むっ。なにやら、忍先輩の表情が弱冠、暗いような。
「なにか、問題でも?」
「いや、ただな…あまり、長時間は関わらないほうがよいのだが…」
 あの…あの誰隔てなく優しい忍先輩があまり長時間関わりたくない? どういうことなのだろうか。生徒会長…一応、見た感じでは誠実そうな人だったような気がするけど。というか、親友なんじゃ…。
 すると、忍先輩がおもむろに立ち上がる。
「悩んでいても進まぬ。物事は楽観的に捉えねば! そういうことだ、空真」
「はい?」
「とるぞ」
「楽観的に?」
「違う」
「とる?」
「あぁ、撮るぞ」
「…はいっ!?」
「それでは準備だ」
「ちょっちょっと…先輩、最近忘れがちですけど、アレは休日限定っていう約束があったじゃないですか!?この前は仕方なくですっ」
 三秒後。
「そうか…では止めておこう」
「いいんですか!? 本当に?」
「あぁ」
 なっ、あの忍先輩がこうも簡単に引き下がるとは…なにかあるのか?
「なにしろ、空真には……そのなんだ、がんばってもらわねばならんしな」
「えっ、なんですか、それ。がんばれってどーゆうことですか? すごく気になるんですけど。逆に怖いですよ、なんか」
「空真は生徒会長とは直接の面識はまだ無いのだろう?」
「えぇ、そうですけど…」
「そういうことだ」
「えっ、怖いんですけど。なんですか、その引きつった笑顔は!? 止めてくださいよ。せんぱーい!!」
 その日は早々に切り上げられた。最後まで忍先輩は引きつった笑顔のままだった。今度の定期報告に言い知れぬ不安を覚えた。
 しかしながら、一体、忍先輩をここまでさせる生徒会長とはどんな人なのだろうか? この考えは寝るまで初音空真脳内会議の最重要議題として検討され続けた。睡魔により、会議は中断され、身体が睡眠形態に移行されるまでのわずか数秒、ふと脳内を一つの考えがよぎった。
 あれ? 実演による定期報告ってなにをするんだ?
 その考えがハッキリしそうになった時、脳と身体が拒絶反応を起こしたかのように、急に動きを止めた。そして、僕は夢の世界へと誘われた。

 数日後、手紙に書かれていた日となった。そして、放課後。
「先輩」
「なんだ、空真?」
「今日、体調が悪いので帰りたいです」
「別にかまわないが、それだけでは別の日に変わるだけだぞ?」
「うっ…」
 どうしよう。あの時の答えが出てしまった。
「どうしても僕がやらなきゃダメなんですか?」
「基本的にはそうだな。例えば、野球部でマネージャーが試合に出たら、たまたまホームランが打てました。それで試合に勝てたとする。それを生徒会に報告するのか?」
「なんか、前提条件に問題あるような……」
「これもなかなかよいな…」
 って、聞いていないし。どうしよう、この活き活きしながら衣装を決めてる人を止める方法は無いものか。それか根本的問題である、この事自体をどうにかできないものか。
「これは現実(リアル)ですか?」
「紛う方なき現実(リアル)だ」
 ネコミミ片手に真面目な顔している先輩を見ると、いろんな意味で現実だと感じさせられる。どうして、この人はあんなに渋ってたのに、いざとなるとこんなにもやる気を出すんだよ。
「それでは、そろそろ行くぞ」
「やっぱり…」
 笑顔の忍先輩。一言だけ。
「存続ための糧となれ」
 いつのまにか猫部において、僕の拒否権は自然消滅していた。忍先輩に引きずられながら、僕は戦場へと向かった。

 僕、この戦いが終わったら結婚するんだ(首から提げたロケットペンダントの中身を見ながら)。
 この戦争が終わったらオレたち、また笑ってられるよな(空元気な感じで笑顔)。
 また、生きて会おう(振り向きざまの笑顔)。
 先に行けよ……なぁに、すぐ追い付いてやるさ(軽くやせ我慢な感じで)。
 我が生涯に一片の悔いなし(拳を突き上げる。ここ重要)。
 パト○ッシュ… 疲れたろ…。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ(安らかな笑顔)。
 ふゥ~。これだけ、あからさまなフラグを立てておけば、逆に新展開を迎えるかもしれない。決して、僕が何時どんな状況で逝ってもいいようにという準備ではないぞ。

「何をぶつぶつと言っているのだ、空真?」
「いえ、気にしないでください。少し死兆星を拝みたくなっただけですから」
「?」
 なんやかんやで指定の生徒会室前。
 二人して深呼吸。呼吸を整え終えると、忍先輩が扉に手をかける。
「猫部だ。定期報告に来た」
 簡潔に用件を述べると、中から入るように声が促してきた。
「失礼する」
「失礼しま…!!」
 何事!? 入室後の最初の感想だ。というより、これしか出ない。
「よく来てくれた。忍、調子はどう? 私は実に良好よ」
「姫之。お前という奴は……羨ましすぎるではないか!!」
 中は普通の生徒会室だ。そして、そこの奥に鎮座しているのが生徒会長だろう。しかし、その周りには、生徒会室という場所にはあまりにも異質なモノたちが蠢いていた。これが何事と思った要因だ。
 その生徒会長さんの周りには無数の猫が居た。ありえない数だ。それも驚きだが、何故にここに居るというのが一番である。
「どう、忍? 可愛いぞ。やわらかく、もふもふだぞ」
「くっ、なんと…」
 忍先輩の目が危ない。一歩一歩、着実にその集団へと歩を進めていく。だが、そろそろレッドラインに到達するころだった。
「シャー!!」
 一匹の猫が忍先輩に威嚇した。それを皮切りに次々と猫たちがそれに呼応し始めた。一部の猫たちが盛大に威嚇のオンパレード。傍で見ていると逃げ出したくなるほどの勢いだ。残りの猫たちは部屋の隅へと逃げ、ふるふると震えながら互いに体を寄り添わせている。
「ホホホホホホ。残念ね、忍。このコ達はあなたのことが嫌いみたいね」
「くっ……」
 崩れる忍先輩。
「だっ大丈夫ですか、先輩?!」
「あっあぁ…」
 すごい精神ダメージのようだ。目から生気が失われている。
「それにしても、本当に猫に嫌われているのね。一体、なにをしたのかしらね? 前世が犬とか狐だったのかしらね。それとも葱や玉葱とか、そういう野菜だったのかもしれないわね」
 生徒会長の言葉が放たれるたびに、忍先輩の目がどんどん病んできている。しかし、そんなことは知ったことではないといった感じに言葉は放たれ続ける。そもそも、この学園で先輩のことを、葱とか玉葱とか言える人の存在なんて、ほかに居ないだろう。
「人望厚いあなたでも、動物には嫌われる。しかも、それが猫だとより一層。ホント、可哀想。でも、いいわよ、その顔。うん、私が慰めてあげるわ」
 何を言っているんだ、この人は。本能がこの人は危険だと告げる。なんか、すげー恍惚の表情で忍先輩を見ている。この人、もしかして―――。
「…姫之。今日はそんなことで呼び出したのか?」
「あら、随分と早く立ち直ったのね、忍」
「先輩、大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫だ。それより、空真。大体、分かっただろう。こやつの本性が」
「えぇ、なんとなく…」
 あれですよね。あの、他人をどうとかして、自分はそういう風になっちゃうってヤツですよね?
「そういえば、そちらのオチビさんは初めてね。忍、紹介してくださる?」
「初音空真だ。我が猫部の優秀な人材だ」
「あぁ、いつもの…、それにしても忍、もう少し説明の仕方があるんじゃないの?」  
 何かを悟ったらしい生徒会長。手をたたきながら頷いている。そして、何が“いつもの”なのかが気になるところだが、本能がそれ以上探るなと制止をかけていた。
「まぁ、それはいいとして、空真」
「ふぇ?」
「いつも楽しませてもらっているわ」
 なにを? というか、すでに呼び捨て!?
「それで空真。こやつは皇后崎 姫之(こうがさき ひめの)だ。我が桜坂学園生徒会長にして、我が親友でもある」
 ブロンドの髪はそこらの女子高生が染めているのとは違い、きめ細かやで輝いている。眼の色もグレーがかっているところを見るとハーフなのだろう。性格はあれだが、一見すれば確かに威厳もあり、誰もが付いてきそうな感じではある。その美貌は忍先輩と並ぶと、互いに助長しあいなかなかのものだ。まっ、僕からしたら断然、忍先輩だけど。
「あら失礼ね。これでもちゃんとした通り名があるのよ」
 あるの!?
「Sが三つでトリプルエスとは、この皇后崎姫之のことよ!」
 小声で忍先輩に意味を聞いてみる。
「本人に聞いてくれ」
 やっぱり、極力関わりたくないんだ。
「えぇーっと、その皇后崎会長?」
「あら、空真。そんな堅っくるしい言い方じゃなくて、姫之と呼んでほしいわ」
「えっ!! さっさすがにそれはちょっと、先輩ですし…姫之会長で」
「まだ」
 悪戯っぽく僕を見つめる。あぁ、正にそうだ。
「えーっと、それじゃ…姫之先輩?」
「仕方ないわね。それにしても、あなたもなかなか見所あるわね」
 にこりと笑う姫之先輩。ゾクリと背筋を悪寒が走る。一体、僕のドコが見所あるのだろうか。
「はぁ…つかぬことをお聞きしますが、そのトリプルエスってなんなんですか?」
「あぁ、それ? それはねS(スーパー)S(サディスティック)S(生徒会長)の略よ」
 そんな通り名が…そんなので生徒会長を通っているのか…。
「空真。一応、アレでも生徒会長だ。頭のキレから、人の上に立ち、統括するその手腕は一級品だ。油断するな。 あと、性根の悪さでも、私の中で右に出る者はいないほどだ」
 忍先輩。顔が怖いです。よほど、この人にからかわれているのだろうか。いつになく警戒心をむき出しにしている。さきほどまで威嚇していた猫たちまでもが、部屋の隅で震える組に加わっていることに気づいていないのだろうか? 知らないということは幸せなことだ。
「それはそうと、姫之。なにか忘れていないか?」
「分かっているわよ。定期報告でしょ。もちろん、ここでやってもらうわよ」
 そういえば、そうだった! しかも、ここで!?
「ここでやるんですか?」
「ん? 空真、大丈夫よ。ちゃんと着替えるところはあるから」
「あっありがとうございます…じゃなくて、人が居るじゃないですか!」
「当たり前じゃない。これは生徒会がその部の存続の是非を決めるものなのだから、生徒会の者が居なければ意味ないでしょ。大丈夫よ、書記とか副会長とか会計とかは他のクラブを見ているから。そこに居るのは執行部。ね?」
「ね、じゃないですよー」
 ちなみに黙ってはいたが、最奈も執行部なのだ。だが、今ここに居ないのはせめてもの救いだった。今の所、僕の身内にクラブ関係の内容諸々が洩れるのはマズイ。
「あら、そんなにあの更衣室が嫌だった?」
 頬に片手を添えわざとらしい恥らった様子で、残った手が指差す方向には何やら、中の透けて見えているボックスが。
「まさか、アレですか?」
「そうよ。結構、予算が掛かったのよぉ~」
すごく、うれしそうな顔をしている姫之先輩。大丈夫、まだ耐えれる。今の僕ならこの程度のことはへでもない。
「つっこみません!」
「空真、すねないで。大丈夫、あの更衣室は中からは外が見えないから」
「逆マジックミラー! 意味、無いじゃないですかー!! というか、その所為ですよね、予算が掛かったのって?!」
 はっ! ツッコんでしまった。続けざまに襲い来る衝撃の事実に脳が耐えられなかったというのか!?
 僕の反応を見て、ものすごくうれしそうな顔をしている。
「…かっ、かわいい! 忍、この子ちょうだい」
「姫之っ!!」
 声を荒げる、忍先輩。やっぱり頼りになる。さあ、言ってやってください。
「空真はやらん。しかし、あのボックスはナイスだ。あそこに猫も入れると尚いい」
「ありがとう。そうね…猫を入れる…空真との絡み…いいじゃない、忍」
 忍先輩~。いつの間にやら、負(腐!?)の共闘戦線を組み始めた先輩二名。これから僕の運命や如何に!?
「運命など、決まっておる。あのボックスで着替えるのだ、空真」
「先輩~、心の声まで読まないでくださいよ~。そもそも、ここに来た理由はあのボックスで着替えることじゃなくて、定期報告でしょ」
「定期報告をするためには着替えは必須。故にあのボックスは避けては通れぬ」
「その登竜門みたいな言い方、止めてくださいよ。ただの変態ボックスですよ、アレ」
そこで姫之先輩も入ってくる。
「空真。ロシアンブルー? それとも、スコティッシュホールド?」
「姫之先輩も、一緒に入れる猫を選ばないでください。というか、もとより入りませんよ!」
 妙にヒートアップし始めた二人を振り切り、生徒会室を飛び出て男子トイレへと駆け込む。
 十分後。
「はぁ…着替えてきました」
「空真、逃げるとは男(おのこ)らしくないぞ」
 それを言うなら着替えをさせないでください。それに、この姿の僕にソノ言葉をぶつけるのは心に刺さります。
 そして、いつの間にか居なくなっている猫たち。片付けられたのか、逃走したのかは、忍先輩のことを思いスルーしておくことにした。
「空真。さっきの表情、なかなかだったわ。あれだけで私はおなかがいっぱいよ」
 僕を主食にしないでください。
「二人とも、お願いですから…お願いですから、早く初めて終わらせましょう」
「それもそうね…じゃあ、お願いしようかな」

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