Day of beginning change

スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
FC2 Blog Ranking
*Edit TB(-) | CO(-) 

ねこぶっ!!

《第壱話 僕と先輩と》 2

どもです(・∀・)∩


友人の一人も大学がなんとか決まり、今日はその友人宅で遊びに行ってました。

適当に駄弁ってましたねぇ

これといった何かはしてませんでしたが、久々に余裕のある時間を過ごせましたね。

それにしても、楽しみにしていた台風がニアピンで、しかもいつもの大雨よりもしょっぱい威力で通過してしまいました
せっかく、
どばーっと降る雨
ごおーっと吹く風
を期待していたのに…
とまぁ、こんなことを言うと友人たちからおかしいと集中砲火されましたね
いいじゃんか、たまには台風だって

さて、明日からはまた学校
一週間の始まり
学生にとって、この時間がもっとも鬱ですよね

あぁ、金曜日に学校を休んだのだけど、休み損だったという…
ノート写すのが、すっごいめんどうだ

借りるのもめんどうだし
頼むのもめんどうだ
いっそ、自分流にまとめてしまおうかw
そんな冗談はおいといて、適当にこなします



ではでは、メインの小説のほうは追記にて


Back                                        Next

 家の玄関の扉を開ける。
「くゥ~」
 ゆっくりと伸びをする。それと同時に、ほのかな陽気を孕んだ朝特有の湿気た空気を肺いっぱいにかきこむ。目覚めたての体の所為か、新鮮な酸素が体中を巡るのが感じとれた。まだ、真新しく一回り大きい制服を整える。僕の目論見では、制服のサイズはこれぐらい余裕をもたせないと成長に追いついてしまうと思っていたんだが……生憎ながら入学して三ヶ月が過ぎようとしているのに、未だに成長の兆しが無いのは家族にも最高機密(トップシークレット)だ。
今日は何かいいことがありそうだ、そんな気がするほどの快晴に、僕は再度グッと伸びをする。それと同時に欠伸も少々。
「いってきまーす」
 目尻に浮かんだ涙をぬぐい、僕は誰も居ない家に向かって声をかける。なんと言うことはない、ただの日課である。僕以外の家族全員それぞれが異常なほどに早い出勤時間なために朝はいつも一人だ。扉の鍵を閉め、トントンと靴に足を入れていく。体の揺れに同調し、肩に担いだバッグがガチャガチャと忙しなく音を立てる。指で足を靴にねじ込み、ふと前を見ると、いつものように家の前には“彼女”の姿が。
「忍先輩、おはようございますっ」
「空真、少し遅くはないか?」
 不満げな顔と、不満げな言葉。けれど、その声は透き通っていて、鼓膜を揺らし脳へと伝わると、今まで中途半端に起きていた頭をはっきり覚醒させてくれる。
「すいません。ちょっと寝癖がひどくて」
「そうか…そうであっては仕方がないな。さぁ、行くぞ」
「はいっ」
彼女の名前は遠坂忍(とおさかしのぶ)。僕の通う桜坂学園高等部二年生。それでいて僕の所属しているクラブの部長。今は手短にこの程度の説明で十分だろう。
ちなみにだが僕こと初音空真((はつねくうま)との関係は至って“普通”である。決して“そうゆう仲”とかではない。ただの先輩後輩という関係である。まぁ、普通やただのという言葉をどう解釈するかによっては、それを説明するのは至極難解だろう。
 
いつもながら他愛も無い会話をしつつ、肩をならべて通学。とは言っても、身長差が僕の少なくはない男としてのプライドを無残に痛めつけてゆくのだけど…。何せ、忍先輩の肩が並べているのは僕の頭だから。決して僕が飛びぬけて小さいのでなく、先輩が高いのである。まあ、百七十に達していない僕は、どっちかと言うと小さい部類に入るのかもしれないが……。
最寄りの駅が存在しないため、学園まではほぼ全校生徒が徒歩か自転車で通っている。不便と言えば不便だが、小さい丘に立つ校舎は割と、その立地が売りのようだ。学園へと向かうには、一本の大きな並木道しかない。それだけに生徒の姿が多く、僕と忍先輩のように二人ぐらいでの通学風景はとりわけ目立つわけはないのだが、さながら凸凹コンビのような僕と忍先輩は――いや、この場合は忍先輩に限ってだが、いつもながらかなり目立っていた。
そんな中で唐突に、
「空真。今日は“アレ”をするから、先に用意をしておいてくれないか?」
「えっ……でも、“アレ”はこの前にやったじゃないですか! それに……」
「なんとなく今日はしたい気分になってな。頼んだぞ」
「その…はぁ~、分かりました。その代わりちょっとだけですよ……」
有無を言わさないその頼み方に、これ以上の反論は無意味だと悟り、あえなく承諾。
こんな会話をしている間も、妙に熱を帯びた生温~い視線が忍先輩に向けられていた。その理由というか原因が忍先輩の容姿によるものなのだろうと僕は確信できる。ざっと百七十前後はあるスラッとした長身。スカートから覗く白磁のような足と細身だが緩急のあるその肢体。陽光に反射し星屑を散りばめたかのように光る、腰までさらりと伸びる黒髪。それらに負けず劣らず端整な顔立ちは僕も直視すると、つい見入るか恥ずかしくなってそむけてしまうほどだった。かわいいより綺麗。言わば大和撫子って感じ。
そんなような先輩が何故、自分で言うのも何だがこんな平凡極まりない僕(しいて言うなら、裁縫には自身あり)と一緒に登校をしているのかは、先輩後輩や部活が同じという関係以上に深いわけがあるのだが、それについては後々に分かってくるというか、嫌でも分かってしまうというか…兎に角、深いわけがあるのだ。
そうこうしている内に学園前校門に着いていた。
「それじゃあ空真、また後でな」
「はいっ」
 そう言って、忍先輩に手を振り、お互いに自分の教室へと向かった。


「つーかさ、いいよなー空真はさあ。毎日ずっと一緒だろ?」
「そんなことないよ。クラスで高志と居るのと同じぐらいだよ」
「それでもだぜえ~。つーか、尚更だっ!」
先輩と別れて自分のクラスに来て以降ずっと、親友である村南高志(むらなみたかし)の愚痴を聞いていた。ちなみに愚痴の内容は九割九分九厘、先輩についてだ。
「あの遠坂先輩だろ、めちゃくちゃ羨ましいぞ。毎日一緒に通学。帰りも一緒。それで部活では“二人きり”だしよ。ぶっちゃけ、どうやって付き合ったんだよ? 俺も混ぜろ!!」
「だから~、僕と先輩は付き合ってなんかないよ。それに、混ざるのはやめておいたほうが…」
「嘘つくなっこの野郎。ちょっとカワイイ系の見た目してるからって、何でもかんでも許されると思うなよ!」
「別にそんなことは……」
「見た目がカワイイ。それだけで許されることもあるのだ」
「なっ!? どこから湧きやがった、穂嘉茂!」
「失敬だな、人をカビの如き扱いとは。とはいえ、カビにもカビなりの需要というのがあるから、ここは一つ、目を瞑っておいてやろう。俺はチーズ、それもゴルゴンゾーラなどが特に好みなのだ」
「なんだ、そのドラ○エの裏ボスみてえな名前は? 第一、チーズにカビは関係ねえだろ。カビの生えたチーズなんざ、チーズじゃねえ。ジェ○ーのえさだっ!」
 いつの間にやら現れたこのメガネマンは、もう一人の親友である穂嘉茂最奈(ほかももな)だ。すごく言いにくい名前で、僕でも未だにかむことがあるぐらいだ。ちなみに、気づいている方もいらっしゃるだろうが、高志は生粋の阿呆だ。
「というかお前の口から、可愛ければなんでも許されると聞くとは…ここ二ヶ月で三回も告られ、しかも全員が可愛いというのにフイにしたくせして」
 というように、最奈は普通にかっこよくおモテになるのだ。ただ、少々正確がひねくれているのがキズなぐらいか。あと、女の子みたいな名前の所為というか、おかげというか僕ら三人の中でも女子と交流が多い奴だ。別に羨ましくなんかない。
「それにだな――――って、おい」
「ん?」
 生返事を続けていた僕に、高志が何やら問いかけてきた。
「お前もなんか言えよ」
「なんでもいいの?」
「おう」
仕方が無いなぁ。
「…Are you fool?」
わずか三文字の英文に一瞬、ひるんだ様子を見せた高志だが、珍しくすぐさまに切り替えしてきた。
「うっ…オ~イェ~」
 ほぉ~。その虚勢はどこまで張れるか見てあげるよ。
「really?」
「イエ…ノー!!」
 気づいたか? 僕の言った単語の意味を理解できたというのか?!
「What?」
「イッツベリー!!」
何を言っているんだ? 最奈の方を見る。最奈も意味が分からないと言ったように首を横に振る。高志、お前、もしかして…。
「Very fool?」
「イエスッ!!」
 親指をぐっと立て、こちらに笑顔と白い歯を向ける。
「……」
「……?」
「すごいよ、高志」
「あぁ、確かに御見それした。賞賛に値するな」
「なっなんだよ。急に。穂嘉茂まで」
「完璧」
 指を立て続けている高志に、僕も同じように親指を立てて、お返しをしておいた。
うん、完璧すぎるよ。ここまで言ってることとやってることが合致してくるとは…途中から僕の脳内では高志という存在が処理しきれなくなったよ。
真相を知らない高志は――。
「そっそうか、ハハハ。オレも捨てたもんじゃないな」
 複雑な表情で高笑いしていた。捨てるものなんて最初から持ち合わせているのだろうか?
それからしばらくの間、ずっと最奈と一緒に高志の愚痴を聞いていた。高志のこういう所とかも含め、人の話を聞いてあげるのは自分としては結構好きだから聞いていても苦にはならない。そして結局、高志は始業のチャイムまでしゃべり続けていた。勿論、愚痴を。
まぁ、高志に言ったことは全部が全部本当の話だ。馬鹿のくだりを含め。
ただ、少し気になる所としては部活で“二人きり”については言い返せない。だって本当の話だから……。

Back                                        Next


FC2 Blog Ranking
*Edit TB(0) | CO(2)

~ Comment ~


こんばんは、遠野です。
遅れ馳せながら大学合格おめでとうございます。

新しい小説の方は、
時間がある時にチョイチョイ見させてもらいます。

あと、たまには技術的なことを。
割とみんな気にしない描写の話。

>陽光に反射し星屑を散りばめたかのように光る、腰までさらりと伸びる黒髪

↑の忍先輩の描写で、
「陽光」と「星屑」で本来は一緒に存在しないモノ、
しかも、太陽と星という対照的な存在を出すのは
あまりよくないです。

敢えて対照的なモノを出す描写という技法もありますが、
「日の光」で「星」のように光るとなってしまうので
意味が少しおかしくなってしまいます。

同じ太陽関連とか昼間関連の言葉の方が適切です。

全体を通して統一感のある修飾語の方が
伝わりやすいですし、意味も通ります。
これは一文のことに限らず、複数の文章にわたって、
統一感を持たせるとなおヨシです。

「日だまり」のようなナンタラ~、
「朝日」に照らされたナンタラ~、
○○はみんな「太陽」だ。

みたいに。まぁ、↑のは適当ですが。
Aという描写を使ったら、A関連でまとめると
綺麗にまとまりが付きます。

割とみんな気にしない描写テクです。
#113[2010/11/15 22:24]  遠野秀一  URL 

Re: タイトルなし

> 遅れ馳せながら大学合格おめでとうございます。
ありがとうございます。
長い間、こちらを空けていたのにも関わらずこうやって訪問してもらえて、とても嬉しいです☆


描写のほうですが、とても参考になりました。
正直、この手の比喩的表現が苦手なので、こういったアドバイスをもらえると助かります^^;

なるほど、同系列のものでまとめると綺麗におさまるわけですね。
これをとりあえず念頭に置き、練習してみます。

コメのほう、ありがとうございました。
#115[2010/11/16 01:19]  リュ~ク  URL 














管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


Back      Next


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。